アレンジライフ行政書士事務所はさいたま市の不動産のある相続手続きを強力にバックアップ
不動産のある相続は、司法書士が相続登記をして名義変更をするだけの作業で終わるものではありません。財産価値に影響する不動産トラブルの有無の調査、収益物件の調査、事故物件の調査、将来の利用計画、売却して現金で分ける、空き家の売却、相続土地の国庫帰属制度の利用可能性の検討などトータルに検討し実行する必要があります。不動産の実務経験が豊富で不動産相続に強い行政書士が、さいたま市の皆様の相続不動産の各種問題を予防・解決します。もちろん金融機関の相続手続きも行います。
2010年に不動産業で起業し、司法書士や行政書士から相続不動産の売却依頼を受けることがありました。その中で昭和年代に開発された土地は問題を抱えた不動産が多く、さらに相続人の間で不動産の価値に関する思惑が違う事が気になっていました。預貯金の相続手続きとは違い、不動産の相続手続きサービスを行うには、不動産実務ノウハウが必要となることを実感しました。相続手続きと一緒に不動産の相談を受けたら問題はなかったのに。そんな思いから行政書士資格を取得し相続相談を開始しました。
行政書士や司法書士は相続の専門家で不動産のことも知っていると思っていたけど違うの?
行政書士は遺産分割協議書の作成、司法書士は相続登記の手続をする専門家で、不動産実務は専門外です(宅地建物取引士の資格を持っている人もいますが、実務経験がなければペーパードライバーと同じで全く役に立ちません)。そのため行政書士や司法書士の一般的な相続業務では、不動産の問題を発見するという業務は当然行われません。自分の作業が終了した後に不動産に問題があっても不動産業者や弁護士など別の専門家を紹介されるだけで、想定していた利用ができないことや売却額が想定した額と違ったなどということが発生しても業務外の出来事です。
アレンジライフ行政書士事務所は、戸籍収集による相続人の調査、銀行などの残高証明書の収集、遺産分割協議書の作成、銀行口座の解約や相続人への送金手続きなど、通常の相続手続きはもちろん、相続不動産の相談、不動産の調査と価格査定、問題解決を同時に相談しながら、相続手続きができます。さらに各種専門家と連携し、測量・表題登記(土地家屋調査士)、相続登記(司法書士)、相続税の申告(税理士)、売却(不動産業)、遺品整理、建物解体、農地転用など不動産のある相続をワンストップで対応します。
《不動産相続に特化した相続手続きの流れ》
なんで不動産は隠れたトラブルが多いのですか?
不動産は多種多様な法律や条例によって利用制限があるため思ったような利用ができない場合があったり、また、借地、共有、私道、違法増築、ご近所トラブル、境界争い、ブロック塀、がけ地など様々な問題を抱えやすい財産です。そのため相続した不動産のトラブルに対する専門本があるくらいです。そのうえ、不動産の価格は経済状況や社会情勢によっても大きく変動します。建物が建て替えられないなど致命的な問題を抱える不動産だった場合は価格が著しく低下します。自分で使っている分には問題は表面化しませんが、売買や建築を行うときに一気に顕在化してしまいます。
不動産のトラブルは、相続登記後にどんな相続問題を引き起こすのですか?
不動産の評価は相続人の間で意見や思惑が違うことも少なくありません。そのため不動産の問題や時価を相続人で共有することなく財産を分ける話し合い(遺産分割協議)をしてしまうと、致命的な問題のために皆が考えていた財産価値が無かった場合は遺産分割協議をやり直したり、やり直しができず相続人の間で争いになったりします。そこまでの問題でなくても問題解決に費用がかかれば取得した相続人は面白くありません。
どんな不動産トラブルがありますか?
私たちが相談を受けたり調査で発見した一例です。
●管理や売却が自由にできない「共有」を解消したい
●借地の契約書がない、借地権付き建物を売却したい
●事故物件になってしまった
●上下水道が隣地を通っている
●私道の持分がない
●建築基準法の道路ではないので建築できない
●隣地との境界が不明、越境している建物がある
●隣地と共有の違法ブロック塀があり建築確認に問題がでる
●違法増改築をしてしまい売却時の買主の住宅ローンが使えない
●近くのガケ地のため建築制限があり木造戸建てが建てられない
●建物は解体して既に無いのに前所有者名義の登記簿は残っている
●相続した土地が隣の建物の建築確認の敷地となっている
●道路交通規制により大型車が入れない
●土壌汚染があった
などなど
まずは当事務所の通常の相続手続き料金表をご覧ください。
不動産調査は2段階。無料の目視調査がポイントです。
通常の相続手続きと別途で費用がかかるんでしょ?不動産調査はあまり高いと依頼できないわ
相続不動産調査には2つの調査があります。
まずは、無料で現地を目視調査します。同じ土地を見ても、不動産実務知識がある人と無い人では問題発見に雲泥の差があります。現地確認では35年超の不動産実務経験により、「これはまずい」という項目をチェックします。その上で「何か問題がありそう」と感じたら根拠を示して本格的な不動産調査を提案します。費用は戸建て用地で33,000円(実費別)です。建物の不具合調査は行いません。
また、一般的に行われている法務局の調査でも、不動産実務知識がある人と無い人では取得する書類と取得方法に差があります。当事務所では通常の法務局の調査に加え、謄本取得時の法務局手数料が数千円増えますが、後日問題となる事項をチェックする調査を行います。
なお、本格的な不動産調査と不動産査定は、宅地建物取引業の株式会社アレンジライフが行います。
本格的な不動産調査はどんなことをやるの?
不動産売買仲介での重要事項の項目を抜粋して調査します。建物の調査は行いません。
<役所調査>
①道路の確認(道路台帳、位置指定道路図、現地との相違)
②都市計画の確認
③上下水道の確認
④建築計画概要書の取得(違法建築の可能性の確認)
<法務局調査>
①登記内容の確認
②地積測量図の確認
③建物登記図面の確認
<現地調査>
①境界杭の目視確認
②越境物の目視確認
③建物外周部の目視確認
④道路の現況確認
<ご所有者様からの聞取り調査>※聞き取りが出来ない場合は省略します。
①賃貸借契約の有無
②境界確認書の有無
③建築確認、検査済証、地質調査の有無、修繕履歴の有無
④相続時精算課税制度、居住用財産の買い替え特例の利用の有無
⑤固定資産税評価額
⑥売買契約書、建築請負契約書、各種領収書の有無
<その他調査>
①相続税路線価
②ハザードマップ(水害等のエリア)
各種調査後不動産報告書を作成して納品いたします。取得した書類を一緒に保管しておけば、遺産分割協議時や相続税申告時に役に立つほか、問題を解決するときの業務依頼時に便利です。
朝霞市の公共施設(朝霞台駅徒歩5分)で無料相談会を定期的に開催しています
事務所概要
事務所名 アレンジライフ行政書士事務所
行政書士 正木隆雄
事務所所在地 埼玉県朝霞市西原2丁目8番10‐406号
所属 埼玉県行政書士会 朝霞支部
電話 048-486-4811
行政書士 正木隆雄のプロフィール
1967年 埼玉県坂戸市で生まれる
1991年 東洋大学工学部建築学科卒
1991年~2009年 マンション・ビル開発会社勤務
2010年 ㈱アレンジライフ(宅地建物取引業)を設立
2015年~ 埼玉県朝霞市で定期的な遺言相続相談会を士業と開催。自身も行政書士資格を取得し、不動産実務知識を強みとする遺言作成・相続手続き・成年後見などの支援を行っている。